和風住宅について

皆さま、こんにちは♪

満開だった桜も散り始めて葉桜を見かけるようになりました。
季節の移り変わりは早いですね～
まだ肌寒い時間帯もございますが、体調を整えて
春らしくフレッシュな気分でがんばりましょう(*^▽^*)

 

 

 

 

昨日まで行われておりました、『蔵掛の家 見学会』。
瓦葺きの純和風の外観に、室内は真壁と無垢床・化粧梁が映える『和』を感じられる展示場です。

 



 

 

 



 

 

 

 

 

それにちなんで(？)　今回のブログでは和風住宅や和室でよく使われる建築用語について
解説します(^O^)／

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◯真壁

 

柱や梁で形成される木造軸組工法について、壁の納まりを大壁仕様と真壁仕様があります。

 

 

大壁は柱を隠すように壁の仕上げを施す仕様で洋室に採用されます。

(大壁のお部屋イメージ)



 

 

 

 

 

真壁は日本古来の壁の納め方で、柱を見せるように壁仕上げをした様式です。

(真壁のお部屋イメージ)



 

 

 

 

図で表すとこのような感じです



 

 

真壁を採用することで和風の雰囲気に寄った空間になります。
近代的、モダンな和風が好みの場合、真壁を取り入れるだけでも
充分に和を感じる空間になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◯床の間

 

日本建築で古来から今まで採用され続けたものから、少しモダン寄りのシンプルな形状など
雰囲気に合わせて様々なタイプを見かけるようになりました。

床を一段上げて作られ、床柱・床框などで形成されます。
おばあちゃんの家などで見かけたこともあるのではないでしょうか？
掛け軸を掛けられるようになっていたり、花瓶や季節の品物を飾っておくこともあります。

 

近年ではそこまでせず、床を一段上げておくまでにとどめるタイプも多く、
間接照明を取り入れてオシャレに、モダンな空間にも馴染むような形式を取ることが増えました。

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◯梁(はり)

 

建物の構造材で床や屋根に加わった力を支え、柱へ伝える役目をしています。
天井内へ隠れることがほとんどですが、
見せて仕上げると和風の雰囲気を楽しむことができます。
日本人としては柱と梁が交差しているところ、組み合わさっているところを見ると
建築美としての心地よさを感じますね(*^▽^*)

 



 



 

 

 

 

 

 

 

 

他にも専門用語はたくさんありますが、今回は日頃よく聞くワードのみの
解説になりました…

 

木目が多く見えると重厚感のある質の高い空間になります。
柱や梁などの構造材を見せるのは和風に限らず、洋風のお家にも取り入れることはできます。

 

雰囲気も変わりますのでお家づくりのイメージのご参考に♪

 

 

 

 

 

 

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