残念ランナー

ザ・ビッグが建て替えのため2月末で閉店･･･

娘を幼稚園に送った後に買物するのが便利だったのに

引っ越してきて早々生活の拠り所を失って往生している竹内です。

 

ただ、車も使えずもっと困るであろう近隣のお年寄りのために、

来週から駐車場で仮設店舗を建てて営業するそうです。

 

さて、年頭に「毎月20km以上は走ろう」と誓ったのに、

2月は全く走れていなかったので、最終日の休日を利用して20kmの旅に出かけました。

途中でへこたれないように、まずは電車で遠くまで移動します。

 



長らく工事中の岩国駅新駅舎。だいぶ骨組みができてきました。

 



前空駅で下車。自宅からの逆算で20km稼ぐにはベストの地点。

 



途中、梅の花が見事に咲き誇っていました。

 



海風が心地良い海岸沿い。走っていると暑くもなく寒くもなく、

ランナーには今がベストシーズンです。

 



大野浦駅を過ぎた辺りで、登り坂に挑戦。

ここらは旧西国街道。江戸時代までは国道のような位置付けでした。

 



ふと石畳（西国街道）の看板が気になりコースアウト。

 



ほんのわずかの距離でしたが往時を偲ばせる小径がありました。

 



「残念社」の文字が気になり、さらに横道へ･･･

 



あこがれの庭園の宿「石亭」。いつか行ってみたい。

 



トレッキング経小屋コースも気になるも、

残念社目指してさらに前進。

 



高速道路の高架下をくぐり、山道へ。

 



至る所に看板が出ているので、迷いません。

高速道路からもよく見えますよね、「残念さん」の看板。

一体何が残念なのでしょう？

 



だんだん道が険しくなってきました。。。

 



もはやランニングではなくて

「プチ登山」です、小木本さん。。

 



駆け登ること10分弱、残念社に到着。

 

　

「残念さん」とは、幕末の長州VS幕府の戦いで

仲裁に奔走しながら間違えて撃たれた宮津藩士・依田伴蔵という人のことでした。

 

　

近くには依田神社なるものもあり、手厚く祀られています。

 

　

辞世の句と共に「吉田松陰腰掛けの岩」もありました。親思う心に勝る親心･･･

 



眼下には宮島や牡蠣筏。残念さんから見える景色は残念どころか絶景でした。

 

　

おにぎりとお茶を持って来なかったのが悔やまれます。

 



「オゾンの多い所です」

律儀に20回深呼吸しました。

 

　

高速道路をまたぐ「ざんねんさん橋」を渡ってランニング再開。

 



海へ向かって長い下り坂。膝への負担も相当^^;

 

　

かつては宿場町として栄えた玖波。廿日市と関戸の間で交通の要所として栄えていたそうです。

国道2号線の裏でひっそりと古い町並みが残っていますが、

ちょうど新しい家が棟上げしていたり古い家が解体中だったり、

時代の移り変わりを横目にしながら、10kmを超えてそろそろ息切れ･･･

 



15時15分には娘を迎えに行かなくてはいけないのに、

30分前にようやく和木。。。

 



解体が進む某総合展示場。あの車もバルコニーから降りていました。

 

結局2～3分先生を待たせて、ゼェゼェ言いながらお迎えに直行。。

24時間テレビで放送時間内に武道館に間に合わなかったランナーの気分です。

残念！

 

3月は無理せずコツコツと20km以上走りたいです(^_^;)

皆さんも休日を利用していつもと違ったランニングはいかがですか？