2025.07.12

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家づくりのC値は「快適さの裏づけ」

皆様「C値って知ってますか?」

こんにちは。ネストハウスで企画をしております堀川(ホーリー)です。

突然ですが、「C値(シーチ)」という言葉、ご存じでしょうか?
お家の性能を考える上で、とても大切な数値なんですが、家づくりを始めたばかりの方にはあまりなじみがないかもしれません。

今回は、私たちのモデルルームで実感する“隙間のない家づくり”と、このC値の関係について、設計士たちの工夫やこだわりを交えながらお話ししてみたいと思います。


C値=家の“すき間”の量

C値とは、簡単に言えば「お家にどれだけ隙間があるか」を示す数値です。
この値が低ければ低いほど、外の空気が入りにくく、中の快適な空気も逃げにくくなります。

夏場も外気が入り暑さを感じますし、

特に冬場、どれだけエアコンをつけても足元がスースー寒い…そんな経験、ありませんか?
それはもしかしたら、C値が高い=すき間が多いお家だったからかもしれません。

一般的な住宅が10.0㎤/㎡だそうです。

ネストハウスは全棟に0.7以下(こちらの数値は低いほど隙間がない状態を保っています。)

先進国の世界基準のレベルを満たしています。

ただ、他の住宅会社も同じ規模から高い水準を保っている住宅会社はいくつもあります。

しかし、ネストハウスは他の住宅会社と違う点があります。

窓が多くても、なぜ快適なのか?

ネストハウスのモデルルームには、大きな窓やたくさんの開口が設けられています。
光や風、そして四季のうつろいを感じながら、心地よく過ごせる設計です。

一見「窓が多い=すき間が増える=寒いのでは?」と思われるかもしれませんが、そこには大きな誤解があります。

実はこの窓の配置や大きさ、開け方には、設計士たちが何度も検討を重ねた“意味”があるんです。
家族が集まる場所に光が落ちるように。
外の風景とつながることで心が安らぐように。
そして、家にいる時間が“うれしい時間”になるように——。

私はこの設計思想を「喜び指数」と呼んでます。

単に窓が多いのではなく、“暮らしのよろこび”を広げるための開口です。

そのうえで、構造や断熱、気密といった見えない部分にも丁寧に向き合い、
気密性の高い施工によって、窓が多くてもC値の低い快適な家を実現しています。

C値は「快適さの裏づけ」

目に見えない“空気の質”も、暮らしの心地よさには欠かせません。
C値が低い=気密性が高いということは、冷暖房効率も良く、光熱費にもやさしいということ。

つまり、C値を知ることは「なぜこの家が快適なのか」を理解するための、いわば“快適さの裏づけ”。

ネストハウスでは、素材やデザインだけでなく、こうした性能面にもきちんと根拠があります。


数字の奥にある“体感”を

C値というと、少し難しく感じるかもしれません。
でも本質は、「見えないすき間をどれだけ丁寧に埋めていくか」に尽きます。

ぜひ、ネストハウスのモデルルームに足を運ばれた際には窓の数を数えてみてください。

窓が多くても静かで穏やかで、どこにいても心地よい——
その理由を、肌で感じていただけたらうれしいです。

C値を知ることで、家づくりがもっと面白く、もっと安心に近づくはずです。

最後までご覧くださってありがとうございます。
ホーリーからお届けでございました。

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