2017.09.16
" 銀行のうまい付き合い方 "
皆様、こんにちは。ネストハウスの江田です。
最終回となる 『 シリーズ お金 』。
今回は 『 銀行のうまい付き合い方 』としてお話しさせて頂こうと
思います。
そもそも 金利はどうやって決まっている んでしょうか?
世の中のさまざまな経済的な変化にともない、金利が変動しています。
しかしながら、景気が良いから上がるともかぎらないのが読めないところ景気は
良くないのに物価が上昇したために金利が上がることもあります。
住宅ローンの金利は さまざまな要因が合わさって 決まってくるものなんですよね。
今までの金利はなんと1990年ごろには 8.5% まで上がったこともありましたが、
バブル崩壊後は現在までほぼ 最低水準 で安定している状態です。
最低水準が長い期間続いているので、今後1年間は 『 ほとんど変わらない 』と
考えている人が多く、現状より低下するという考えは少ない のではないかと思います。
しかしながら、住宅ローンの返済は長期間にわたりますよね。
ですからリスクに備えるためにも、より有利な返済をするため にも
折にふれて 金利の状況を確認すること は大切なことだと考えています。
住宅ローンを比較するときにもっとも基本になることが 『 金利 』です。
金利とは?
意味としてはお金を借りた時にその対価として利息を支払います。
借りている額に対して支払う利息の割合 のことを示しています。
例えば、年利2.4%だとすると100万円を借りると1年間の利息が
2.4万円になるということです。
金利が1%変わるだけで総額は大きく変わってきます。
例えば、3000万円を30年で返済した場合、金利が1%違うと
返済額の総額は 約500万以上 多くなります。
金利がたかいほど、毎回の返済額も多くなり、返済額の総額も
多くなります。
なので、ご自身のお支払されている金利がどのくらいかは、確認する
ことは大切なことなんですよね。
あと、知っておいて頂きたいことがあります。
金融機関の住宅ローン金利を見るときに関係する表示です。
それぞれどのような意味があるかお伝えしますね。
『 店頭金利 』:
引き下げなど行われる前の金利。本来の金利です
金融機関によっては、店頭表示金利や基準金利など
の表示もあります。
『 金利引き下げ幅 』:
店頭金利から何%引き下げてくれるかの幅を
表しています。
注意すべきは、審査によって変動することが
あることや完済時まで低い金利で推移するか
どうかを考えることが出来ます。
『 適用金利 』:
融資してくれる際の実際の金利です。
返済額はこの適用金利で決まります。
『 当初特約期間終了後の金利引き下げ幅 』:
固定金利選択型の場合、当初は金利引き下げ幅で
大きく引き下げられているのが、固定期間が終了した
ときに再度引き下げてくれる引き下げ幅のことを表し
ます。
場合によって終了後高い金利に代わる場合もあります
ので要チェックしてくださいね。
新規で住宅ローンを検討されている方や借り換えを考えている方
などさまざまな状況で関心が高くなっていると思いますが、 見る
ポイント をしっかり養えば有利な返済をすることが可能ですので
意識していただければと思います。
ネストハウスでも 『 お金に関するセミナー 』は定期的に開催も
しておりますので、その折にはぜひ一緒に学べたらと思います。
よろしくお願いいたします。
全3回 『 シリーズ お金 』お付き合い頂き、誠にありがとうございます
また、次回は新しいシリーズでお会いしましょうね。 感謝!!