2019.02.05

建築の吉日

皆さん、こんにちは。工務部の土橋です。

 

1月は行く、2月は逃げる、3月は去ると言いますが、言葉の通り気がつけば1月が終わって2月になっていました…笑

時間が経つのが早いのはそれだけ充実しているからでしょうか?

 

さて、今日は”建築の吉日”について紹介していきたいと思います。

皆さんに馴染みの深い吉日といえば先勝、友引、先負、仏滅、大安、赤口の”六曜”と呼ばれるものではないでしょうか?

この六曜は先勝~赤口の順番で吉凶を占うもので、冠婚葬祭でよく用いられます。

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建築では”十二直”というものが用いられます。

十二直とは、北斗七星のある方角をもとにして吉凶を占うもので、十二支の方位と組み合わせて割り当てられています。

 

建、除、満、平、定、執、破、危、成、納、開、閉の12個があります。

この中でも、建築において吉日とされる日をご紹介していきます。

この中でも、建、満、平、定、成、開の6つが吉日とされています。

 

まずは、建(たつ)です。

「万物を建て生じる日」といい、建築においては最吉日とされています。しかし、土を動かす事柄では凶とされています。

 

2つ目は、満(みつ)です。

「すべてが満たされる日」という意味があり、地固めや柱建て、移転などは吉日とされていますが、建と同じく土を動かす事柄は凶とされています。

 

3つ目は、平(たいら)です。

「すべてが平らになる日」という意味で、地固めや柱建てなど、穴掘り以外は吉日とされています。

 

4つ目は、定(さだん)です。

「善悪が定まる日」という意味で、建築や移転、種まきは吉とされていますが、樹木の植え替え等は凶とされています。

 

5つ目は、成(なる)です。

「物事が成就する日」という意味で、建築や開店など新規に物事を始めることが吉とされています。訴訟や談判は凶とされています。

 

最後は、開(ひらく)です。

「開き通じる日」という意味で、建築や移転、結婚は吉とされています。

 

 

この十二直に加え、天赦日や三隣亡、一粒万倍日といったことも合わせて考えられることが多いです。

ここまで紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

吉日はあくまでも伝統的に受け継がれているだけで重要視されていますが、全く気にしない方もいます。

参考程度に考えて、あまり気にする必要もないのかもしれませんね。

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