2023.06.24

梅雨まっただ中ですね

みなさま、こんにちは。

６月も終わりに近づきました。

ということは、今年ももうあと半分！

一年の折り返しということです！！

年初に立てた今年の目標、進捗はいかがでしょうか？

さて、今年の夏至は６月２１日でした。

日の出から日の入りまでの時間がもっとも長い日、

これからだんだんと日が短くなっていきます。

とはいえ日本は梅雨のまっただ中。

読んで字の如く「夏に至る」を痛感する毎日です。

そんな暑い季節を涼しく過ごすために

伝統的な日本家屋は夏を基調に考えて建てられており、

様々な工夫が施されています。

たとえば、長い屋根の庇や部屋の外廻りの縁側は、

夏の直射日光が部屋に入らないようにするため。

襖を全て開ければ各部屋がつながる和室の構造も、

風通しを良くするためですね。

実はネストハウスのお家にも、日本家屋のように

暑い季節を涼しく過ごすための工夫が施されています。

そのひとつが「ホタテ漆喰」。

ホタテの貝殻には多孔質体という穴が開いており、大きくて

詰まりにくい特徴があります。

それにより、効率的な調湿効果を発揮しています。

カビの発生を抑制し、さらに消臭効果もあるので

気になる部屋干しにも効果的に作用します。

ネストハウスで使用している「ホタテ漆喰」は、

北海道産天然素材のホタテの貝殻が原料です。

合成樹脂などに含まれる有害物質を使用していないため、

人よりもずっと体が小さい犬や猫、

さらに小さく繊細な小鳥や小動物にも安心ですね。

アトピーや喘息、花粉症などの

アレルギー症状が出やすい方にも安心な素材です。

さて、ここでクイズです。

北海道の生ホタテ貝の年間産量は何トンでしょう？

答えは、50トン前後です。

では、もう一問。

その貝殻は何トン排出されているでしょう？

なんと約20トンです。

大きなトラックを高速道路で見かけることがありますよね。

あれが車体重量含め15トンですから、すさまじい量です。

そのホタテ貝殻を建築材料として再生・利用しているのが

「ホタテ漆喰」なのです。

SDGｓでも掲げられている「つくる責任　つかう責任」ですね。