2024.12.06
- スタッフブログ
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2025年のおうち作りやいかに
寒い冬。目覚めと就寝前は白湯を飲んで腸活にハマっている
ネストハウスコンシェルジュの小田です。
最近は、これから建築を迎えるお客様の地鎮祭や、
お家を建てて暮らすための土地を探す、売地下見など、
更地の状態の土地を見学することが多い日々です。
当然お家が完成して、お庭が完成すると、大きな感動を覚えますが
まだ何もない土地を眺めながら
これからお家が建つことをジーンと感じたり
この土地ならご実家が近いからお母さんお父さんが手土産持ってお孫さんと遊びに来られそうだな..
など、様々考えを深めるのもまた楽しいのです。
各地の土地に立っていると、ふと近所の方から声をかけていただき
このあたりの自治会はどうで、全然災害に遭ったことがないんだ とか
またその会話を通して近所の方の人となりが分かって、きっとお客様には楽しい暮らしを送っていただけそうだなと
たくさんの発見がございます。
ネストハウスは不動産事業部も持っており、土地や建物の売買等の仲介を承ります。
土地売買にお困りの方、ぜひご相談くださいませ◎
さて、2025年に新築やリフォームなど、お住まいをお考えの方にお知らせです。
先日国土交通省から、「子育てグリーン支援事業」という名で、
住宅の新築・建て替え・リフォーム・賃貸住宅の建築等に対して補助金が出ることが発表されました。
この度は特に新築において、住宅性能が求められる内容となっております。
最大補助額の160万円/戸 を受給するためには、
①断熱等性能等級「6以上」
②再生可能エネルギーを除いた一次エネルギー消費量の削減率「35%以上」
③再生可能エネルギーを含む一次エネルギー消費量の削減率「100%以上」
これら3点すべてに該当する建築が必要でございます。
つまり、住宅の断熱材や窓枠・窓ガラスといった、断熱や気密性能に関わる部材の選定、
太陽光パネルや蓄電池など、エネルギーを活用する設備機器への投資が求められる内容です。
また、いずれの補助金額帯においても、
①土砂災害特別警戒区域に立地する土地
②災害危険区域に立地する土地
③立地適正化計画区域内の居住誘導区域外かつ災害レッドゾーン(中略)で建設されたもの(以下略)
④市街化調整区域かつ土砂災害警戒区域または浸水想定区域に該当する区域
これらに該当する土地に計画される住宅は、原則対象外となるようです。
初期投資額も大きくなる内容ですから、正直全ての方がこれらを目指すことにはならないとは思います。
しかし、補助金を受給するためのハードルは年々性能数値の面で厳しくなっていっており、
災害の危険性など、立地条件も厳しく求められ、
2025年4月からは建築基準法も耐震等の面で改定され、
国が目指す方向性は数年がかりで明確に示されていると感じます。
地球環境の問題に向けて
ひいては、健康で永く、いつまでも元気で人々が暮らせられるお家で
土地や住宅部材を含めて、資産価値の高い住宅
これらを叶えていくことが、ますます求められることでしょう。
性能や構造、デザイン、予算..
何か一つだけ抜群に秀でていても、いつまでも永く豊かに暮らすことは難しいと考えます。
由宇町のイロハーブを通じて、土地や建築やアフターサービス
全てに寄り添って豊かな暮らしに伴走していきたいと再認識できた出来事でした。