2025.03.22

- スタッフブログ

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ネストらしさはどうやって作るか

こんにちは。インテリアショップ 石川です。

“ネストらしさ“について感じたことをお話したいと思います。

先日、お付き合いのある工務店の社長さまがお見えになり、イロハーブやモデルハウスをご案内させていただきました。

わたしが入社する、ずっと昔からネストハウスを知っている方。

 

昔話も聞きながら、今のネストハウスについてたくさんご質問いただきました。

スタッフのこと、現場のこと、材料の仕入れ先、細かな寸法、品番などなど。

その社長様は、ある窓を見ながら

「石川相談役と工務の寺尾さんとの会話を思い出す」と私にお話をしてくださいました。

石   「なんでここがシュッとすっきりしてないんじゃ、寺尾くん」

 

寺   「社長、そこには柱があるから仕方がないんですよ」

 

石・寺 「・・・・・・・」

 

石   「それをなんとかするのが寺尾くんの仕事じゃろう」

 

寺   「はい、がんばりますん・・・」

おそらく、わたくしも含め建築の知識がある方は“なんと無茶苦茶な…“と思うような会話です。

そして、その社長様はおっしゃってました。

「あの会話の未来が今のネストハウスなんですね。材料・寸法など真似しても同じにならない」と。

想像ですが、今のネストハウスの空気感は

常識で考えると不可能なことを何年もかけて少しづつ可能に変えていったんだろうなと。

現場監督と職人さん、一緒に作っていった結果がネストハウスらしさではないのかなと。

 

 

 

そして、そのDNAは今も続いています。

ひとさじのこだわり。

発見されないひそかなこだわり。

 

ネストオーナー様には、毎日自然と映り込む景色。

意識しないことだからこそ、人の感性に関わる大切なことだと思っています。

「変えていくこと」と「変えないこと」のバランスを保ちながらネストらしさは続きます。

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