2025.06.01
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家を支える木材
こんにちは!
広報の古賀です!
今回のブログでは、ネストハウスの家を支えている木材について、ご紹介いたします!

はじめに

ネストハウスの家に入ったとき、どこかほっとする。
そんなお声をよく耳にします。
その「なんかいいな」と感じる暮らしの土台には、目に見えないところにこだわった“素材の選び方”があります。
今日は、その中でもネストハウスの家を支えている2つの木材。「杉」と「檜」についてお話しします。
1. 柱に使うのは「JAS認定 国産杉」

ネストハウスが柱に選んでいるのは、JAS(日本農林規格)に適合した国産杉材です。
この杉材は、構造強度・含水率・乾燥精度などが厳しくチェックされ、品質の安定したものだけが使われます。
杉は日本の風土に育った木
杉は古くから建築資源として重宝され、日本の伝統的な木造建築を支えている木材です。
調湿性にすぐれ、ほのかに香る天然の香りにはリラックス効果もあるとされます。
(※森林総合研究所の報告では、杉の香り成分により副交感神経が優位になり、心拍数やストレスホルモンが低下するとの研究も。)
杉材のメリット

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まっすぐ育ち、反りや割れが少ない
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杉ならではのやわらかさで、構造にしなやかさと粘り強さを与える
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国産材なので輸送エネルギーが少なく、環境にもやさしい
2. 土台に使うのは「檜」

建物のいちばん下、地面に近いところで家を支える土台には、耐久性にすぐれた檜(ヒノキ)を使っています。
美しい木目や、内側に含まれている油分、構造強度などの特性を持っていることから、お寺や神社などの建築材料として、古くから使われてきた木材です。
檜を使うメリット

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防虫・防腐効果を持つ天然の成分(ヒノキチオール)があり、白アリに強い
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古くから神社仏閣の建築にも使われてきた、長寿命の木材
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加工性も高く、施工時の精度を上げやすい
なんかいい暮らしは、こうした素材の積み重ねでできている
ネストハウスは、「見た目の良さ」だけではなく、「見えないところこそ丁寧に」つくることを大切にしています。
家は、家族と共に10年、20年、30年…と暮らしが積み重なっていく場所だからこそ、素材選びに一切の妥協はしません。
JAS杉の柱も、檜の土台も、どちらも家の中からは見えません。
でも、その木材が支えているのは、なんかいい暮らしそのものです。