2025.10.18

- スタッフブログ

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岩国市で注文住宅をお考えの方へ

こんにちは。広報の古賀です。

 

だんだんとすずしく秋めいた気候になってきましたね。

季節が変わるたびに、「そろそろ家のことを考えてみようかな」と思う方も多いのではないでしょうか。

家づくりの最初の一歩として思い浮かぶのは、やはり住宅展示場

けれど、「どこに行けばいいんだろう」「何を見ればいいのかわからない」と、

最初の一歩で立ち止まる方も少なくありません。

そんな“これから家づくりをはじめる方”に向けて、

今回は 「住宅展示場に行く前に知っておきたい5つのこと」 をテーマにお話しします。

岩国市を中心に、これからの暮らしを描こうとしている皆さまに、

展示場という場所を「学び」と「発見の場」として感じてもらえたらうれしいです。

①理想を描きながら、“暮らしやすさ”を確かめる

住宅展示場の扉を開けた瞬間、

「わあ、素敵」と心の声がこぼれる。

高い天井、光を受けてきらめく床、

空気まで整っているようなリビング。

でもその中で、ふとよぎることもあります。

—— これは“特別な家”だからできることなのかな?

そんなときこそ、理想をあきらめずに、

“自分たちの暮らし”と重ねて見てみること。

たとえば、

・この吹き抜けの心地よさは、わたしたちの生活リズムにも合いそう?

・この素材の手触り、手入れのしやすさはどうだろう?

・この広さに家具を置いたら、家族の動きはどんな風になるだろう?

展示場で感じる“憧れ”は、遠い理想ではなく、

日々の暮らしを豊かにするヒントのかけらです。

理想と現実のあいだにある答えを、

自分たちの目と感覚で見つけていく。

その時間こそ、住宅展示場の本当の価値なのかもしれません。

②忙しい人ほど「1日1社」にじっくり時間をかけて

展示場をめぐる休日は、楽しくもあり、すこし慌ただしくもあります。

「せっかくだから何社か見てみよう」と思って出かけたら、

夕方には頭の中がいっぱい、なんてことも。

家づくりの初めは、数よりも“深さ”を。

1日1社にしぼって、ゆっくり体験することをおすすめします。

家の雰囲気、スタッフの対応、説明の丁寧さ。

どれも一つひとつ、丁寧に感じ取っていくと、

「自分たちに合う会社」や「大切にしたい価値観」が見えてきます。

見学の途中では、

・気になったところを家族と話す

・スタッフの言葉を一つメモしておく

・帰りの車で印象を振り返る

それだけで十分。

一つの展示場から得られる“深い気づき”が、

次の見学や打ち合わせで生きていきます。

③実際の暮らしをイメージしながら歩いてみる

展示場を歩くときは、図面ではなく“日常”を思い浮かべてみてください。

朝、家族が起きてくる音。

子どもが靴を履いて「いってきます」と玄関を出る風景。

夕方、ダイニングに灯りがつく時間。

そんな一日の流れを想像しながら歩くと、

間取りの「便利さ」よりも、「心地よさ」が見えてきます。

・動線はスムーズか

・光の入り方は自然か

・家族が自然と集まる場所があるか

展示場の家を“暮らしの舞台”として歩くと、

その空間の温度や空気の流れまで感じ取ることができます。

建物を「見る」のではなく、

“これからの暮らしを体験するように歩く”——

それが、展示場見学をいちばん豊かにする方法です。

④標準仕様とオプション、等身大の広さを見分ける

展示場で見かける素敵な空間。

けれど、そのすべてが実際の建築価格に含まれているとは限りません。

**「標準仕様」と「オプション」**を、やわらかく意識してみましょう。

気になるキッチン、素材、照明、家具。

どこまでが標準で、どこからが追加仕様なのかを知るだけで、

自分たちの理想がどんな形で叶えられるかが見えてきます。

そして、もうひとつ大切なのが“広さの感覚”。

展示場は一般的な住宅より少しゆとりをもって設計されています。

だからこそ、「このサイズ感を自分たちの生活に置き換えたら?」と想像してみてください。

・このリビングに、ソファを置いたらどんな距離感?

・家族が行き来する廊下は、動きやすい?

・収納の量は、わが家には足りるだろうか?

広さを“数字”でなく“体感”で覚えること。

それが、等身大の家づくりをイメージする近道です。

⑤資金・土地の相談を展示場で“早めに”

デザインや間取りを考える時間は楽しいもの。

けれど、家づくりを進めていくうえで欠かせないのが、

「お金」と「土地」のことです。

“まだ早いかも”と思うかもしれませんが、

資金や土地の相談を少し早めに始めることで、

その後の選択肢がぐっと広がります。

 

・土地の形状で、理想の間取りは変わる

・資金計画で、素材や仕様の選び方が変わる

・スケジュールを知ることで、家づくりの焦りが減る

 

こうした「現実の整理」は、夢を叶えるための土台です。

展示場は、家を“買う場所”ではなく、“考える場所”。

気になることがあれば、資料をもらうだけでも十分。

未来の暮らしを想像しながら、

現実のステップを少しずつ重ねていく。

そのバランスが、後悔のない家づくりへとつながります。

住宅展示場に行くということ

展示場を訪れる前に、少しだけ知識を持っておく。

それだけで、見学の時間はぐっと豊かになります。

理想を描きながら、暮らしやすさを確かめる。

建物を比べるよりも、自分たちの“心地よさ”を探す。

住宅展示場は、家を建てるための入口であり、

同時に「これからの暮らしを考える場所」です。

どうぞ、次の休日は気になる展示場へ。

光の入り方、空気のやわらかさ、床の足ざわり。

五感で感じる“わが家のヒント”が、きっと見つかるはずです。

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