2025.11.22
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ネストハウスのデザインコンセプト
こんにちは。
ネストハウス広報の古賀です。
本日のブログでは、ネストハウスが家づくりにおいて大事にしている「デザイン」について、詳しくご説明していきたいと思います。
揃える・整える・余白をつくる。
ネストハウスの家は、派手なデザインではありませんが、足を踏み入れるとどこか「なんかいいよね」と感じてもらえるような、穏やかな佇まいを大切にしています。
その“なんかいい”という感覚を支えているのが、ネストハウスが家づくりの軸としている
「揃える」「整える」「余白をつくる」
という3つのデザイン思想。
家は暮らしのいわゆる舞台であり、暮らしの主役はそこに住まわれる家族の時間。
その時間を静かに受け止められるように、この3つの考え方を設計の細部にまで行き届かせています。
本記事では、それぞれの思想がどのように空間に表れ、どんな心地よさにつながっていくのかを、少し具体的にご紹介します。
「揃える」ー 見えないところに宿る美しいリズム
ネストハウスの家を眺めたとき、「どことなく整って見える」と感じる理由。
そのひとつが、“揃える”という考え方です。
例えば——
- 窓の高さや幅をそろえる
- 建具のラインが自然に連続するようにする
- 造作家具の天板高さを統一する
- 室内と庭側の窓のラインを合わせ、外との一体感をつくる
これらは、言われなければ気づかないほど静かな工夫です。
しかし、人の目や感覚はとても正直で、ラインが揃っている空間には“リズム”が生まれます。
そのリズムは、頭の中のノイズを消し、視線を自然と導いてくれる。
整然としているのに温かみがある——そんな不思議な心地よさの土台になります。
揃えるとは、美しさを押し付けることではありません。
暮らしがスムーズに流れるための、空間の静かなルールなのです。
「整える」 ー 暮らしやすさと心の余裕を支える設計
次に大切にしているのが、“整える”。
これは空間をスタイリッシュに保つための“片付け”ではなく、
暮らしの流れそのものを整える設計を指します。
- 朝の支度が短く済む動線
- 帰宅して「置く場所」が自然に決まる収納の配置
- キッチンから洗濯、干す、しまうが一連で完結する家事動線
- 子どもが自分で片付けやすい造作収納
- 家具が無理なく収まる間取り
こうした工夫は、快適さの土台となる“暮らしのリズム”を整え、
結果的に空間そのものがすっきりと見える効果にもつながります。
美しさは、生活のしやすさと無理なく両立したときに、初めて長続きするもの。
整った暮らしは、家族それぞれの時間にゆとりを生み、
家がいっそう好きになるきっかけになります。
「余白をつくる」 ― 詰め込まない勇気が上質さを育てる
家づくりでは、「これも入れたい」「あれも便利そう」と、機能やデザインを盛り込みたくなるものです。
しかしネストハウスは、あえて“余白をつくる”という考え方を大切にしています。
- あえて装飾を詰め込まない壁面
- 風や光が通り抜ける窓配置
- 庭との距離感にゆとりをもたせる
- 生活動線に狭さを感じさせない設計
- 影が落ちる余白を意識した照明計画
余白とは、ただの「空白」ではありません。
家族が呼吸し、思考し、くつろぐための間です。
写真やアートが映えるのも、余白があるからこそ。
素材の質感が引き立つのも、余計な要素がないからこそ。
暮らしの景色が美しくなるのも、余白があるからこそ。
余白は、日々の暮らしをやさしく包み、家を“上質な空間”へと導きます。
3つが重なると生まれる、静かで豊かな家の心地よさ
揃える・整える・余白をつくる。
この3つは独立した考え方ではなく、互いに作用することで家の心地よさを高めていきます。
- 揃える → 空間に静かなリズムが生まれ、視線が迷わない
- 整える → 日々の行動がスムーズになり、暮らしのストレスが減る
- 余白をつくる → 素材と光が引き立ち、心が落ち着く
結果として、家全体に“静かな豊かさ”が満ちていきます。
それは、流行のデザインや派手な装飾では表現できない、
普遍的で、長く愛せる心地よさ。
ネストハウスの家が持つ空気感は、この小さな積み重ねによって形づくられています。
モデルハウスで体感してください
ここまでお読みいただき、頭の中でなんとなくイメージは浮かんでいても、
「実際にはどんな空間なんだろう?」と感じている方も多いかもしれません。
光のやわらかさ、無垢や漆喰の質感、空気の流れ——。
心地よさの本質は、やはりその場に立ってこそ分かる部分があります。
ネストハウスのモデルハウス「FASTA」は、
「揃える・整える・余白をつくる」という思想を丁寧に落とし込んだ住まいです。
- 余白のあるリビングの抜け
- 自然と整う生活動線
- やさしく包み込む間接照明
- 自然素材のあたたかい質感
写真で見る以上に、体感するとすぐに
「あ、こういうことか」
と腑に落ちる空間だと思います。
家づくりを考え始めたばかりの方でも大丈夫です。
将来の参考に、まずは一度、この心地よさを感じにお越しください。