2025.12.05

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自然素材の家で暮らす心地よさとは|木の家の魅力

こんにちは。広報の古賀です。

早いもので、今年もあと1ヶ月を切りました。

朝晩の空気が凛として、室内のあたたかさがより嬉しく感じられる季節です。

こんな時期になると、

「家の中がもっと心地よかったらいいのに」

そんなふうに感じる方もいるかもしれません。

住まいの快適さは、間取りや設備だけで決まるものではありません。

日々、無意識のうちに触れている “素材そのもの” が、

意外なほど暮らしの質に影響を与えています。

その代表が という素材です。

木の家に入ったとき、

「なんだかほっとする」「空気がやわらかい」

そんな感覚を覚える理由には、ちゃんと根拠があります。

今回は、

なぜ木の家は心地よいのか?

その科学的な理由と、暮らしの視点から見たメリット、

選ぶ前に知っておきたい注意点をまとめました。

静かに、じんわりと暮らしに寄り添う木材の魅力を、

暮らし手の視点でお伝えしていきます。

なぜ“木の家”は心地よく感じるの?

1.湿度を整えて、空気をやわらかくする

 

 

木の細胞はスポンジのように湿気を吸ったり吐いたりします。

その働きによって、

・梅雨のジメっとした空気がやわらぐ

・冬の乾燥がほどよく抑えられる

といった快適さが生まれます。

機械に頼らず、素材そのものが空気を整えてくれる。

それだけで、家の中の“息苦しさ”がふっと軽くなります。

2.素足で触れたときの温度がやさしい

 

 

無垢材は熱を急激に伝えないため、

冬でも冷たすぎず、夏でもペタつきにくい素材です。

朝起きて最初に踏む床の感触。

寝る前に歩く廊下の温度。

こうした“暮らしの細部”を整えてくれるのが木の良さです。

3.香りが気持ちを静かに整えてくれる

 

 

スギやヒノキに含まれる“フィトンチッド”という香り成分には、

人の神経を落ち着かせる働きがあります。

強く主張しすぎず、

そっと空気の底にいるような香り。

帰宅した瞬間に「ふぅ…」と息を吐いてしまうような、

そんな安心感を与えてくれます。

4.光と影がきれいに映る素材

 

 

木は光を柔らかく受け止め、反射しすぎません。

朝の淡い光、夕方の橙色の影。

時間によって表情を変えるその様子は、

暮らしに静かなリズムをつくってくれます。

【気になる人は注意】 木の家の注意点

・傷がつきやすい種類もある

柔らかい木は傷がつきやすいですが、小さなへこみなら湿らせて戻すこともできます。

 

日焼けして色が深まる

これは自然素材ならではの特徴で、

変化を“成熟”として楽しむ方も多いです。

 

・反り・割れが出ることがある

天然素材の個性であり、湿度管理によって抑えられます。

デメリットを事前に理解することで、「こんなはずじゃなかった」という不安を防ぐことができます。

木材の種類で変わる、暮らしの雰囲気

木といってもさまざま。

ネストハウスの家で使われている木材の特徴を、それぞれご紹介します。

サクラ

なめらかな質感で、時とともに深みが増す木。

上品な雰囲気で、落ち着いた空間に。

ナラ

丈夫で、インテリアにも合わせやすい万能な木。

迷ったときに選ばれることの多い樹種です。

パイン

柔らかくて優しい足触り。

明るい色味で、家全体を柔らかい雰囲気にしてくれます。

スギ

香りがよく、足触りが軽やか。

空気がふっと軽くなるような落ち着いた空間になります。

ヒノキ

清潔感があり、耐久性も高い木。

ほのかな香りが暮らしに安心感を与えてくれます。

ネストハウスが木を使い続ける理由

木が心地よい理由をお伝えしてきましたが、

私たちが木を選び続けているのは、“心地よいから” だけではありません。

家はこれからの長い時間を過ごす場所。

素材がゆっくりと変化し、

暮らしに寄り添い続けることが大切だと考えています。

ここからは、ネストハウスが木を使い続ける理由をお話しします。

① 木は“暮らしとともに育つ素材”だから

 

木は、新品のときがいちばん美しいわけではありません。

季節や日差し、家族の時間が重なるほどに表情を深め、

その家だけの“味わい”が生まれます。

生活の跡が刻まれていくことを肯定し、変化を楽しめる素材。

流行に左右されず、長く愛せる家にしたいという想いに、木は静かに寄り添ってくれます。

 

② 木は“生活に余白をつくる素材”だから

 

主張しすぎず、空間をやわらかく整えてくれるのが木の良さです。

家具や雑貨が増えても喧嘩せず、暮らしの背景としてそっと寄り添う存在。

忙しい日でも、ふと視線を落としたり触れたりしたときに心がゆるむ——

そんな小さな豊かさを、木は自然につくり出してくれます。

③心と体が自然と整う「ウェルビーイング」につながるから

 

家は、建物そのもの以上に、

“そこで暮らす人がどんな状態でいられるか” が大切だと考えています。

気分が落ち着く、呼吸が深くなる、家で過ごす時間が好きになる。

こうした“心地よさの積み重ね”は、木が持つやさしい力によって支えられています。

④ 木は“豊かな暮らしを育てる基盤”だから

 

自然素材は、無理のない心地よさをつくる素材です。

光や空気と調和し、暮らしの背景を穏やかに整えてくれるため、

住む人の時間をゆっくりと豊かにしていきます。

 

私たちが木を使い続けるのは、

“豊かな暮らしが静かに育っていく家”をつくりたいから。

木という素材は、その想いと最も相性が良いのです。

私たちが木を使い続けるのは、

住む人の時間が静かに豊かになっていく家をつくりたいから。

木という素材はその願いと最も相性が良く、

長い年月をかけて家族の暮らしを支えてくれると考えています。

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