2026.01.11
- スタッフブログ
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窓の配置で、暮らしの豊かさは大きく変わる
家づくりを考えるとき、間取りや素材と同じくらい、実は暮らしに影響しているのが「窓の配置」です。
どの方向に、どの高さで、どんな風景や光を取り込むのか。
その積み重ねが、住まいの心地よさを静かにつくっていきます。
窓があることで、室内に光が入り、風が通り、外の気配が伝わります。
景色を楽しめる窓もあれば、空の明るさだけを感じる窓もある。
ネストハウスでは、そうした一つひとつの窓に、役割の違いを持たせることを大切にしています。
たとえば、家族が長く過ごす場所には、時間の移ろいが感じられる光を。
キッチンやダイニングには、外の様子をさりげなく感じられる窓を。
くつろぎの場所には、視線が抜けすぎない、落ち着いた窓を。
同じ「窓」でも、配置や高さが変わるだけで、その場所の空気感は大きく変わります。
光についても、ただ明るければいい、というわけではありません。
朝のやわらかな光、日中の安定した明るさ、夕方の少し陰りのある時間。
窓の位置を整えることで、一日の中に自然なリズムが生まれます。
照明に頼りすぎず、外の変化とともに過ごせることも、暮らしの豊かさのひとつだと考えています。
窓の前に、あえて余白を残すこともあります。
家具を置かず、ただ光と景色がそこにあるだけの場所。
そこには、何かをしなくてもいい時間が生まれます。
ネストハウスが大切にしている「揃える・整える・余白をつくる」という考え方は、窓の配置にも自然につながっています。
窓は、家の印象を決める要素であると同時に、暮らしの質を左右する存在です。
数字や大きさだけでは測れない、その家らしい心地よさ。
ネストハウスでは、住まいの中でどんな時間が流れるかを想像しながら、窓の配置を考えています。
それが、住み始めてからも、「この家、落ち着くな」と感じてもらえる理由のひとつになればと考えています。