2025.10.26
- スタッフブログ
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自然素材の家って何がいいの?
広報担当の古賀です。
日々、家づくりの現場やお客様のお話を通して、
「ネストハウスの家って、空気がやわらかいですね」と言っていただくことがあります。
その言葉がとても印象的で、
私自身も初めてモデルハウスに入ったとき、
同じように“空気のやさしさ”を感じたのを覚えています。
今日は、そんな「自然素材の家」って、結局なにがいいの?という問いに、
少しだけ私の言葉でお話ししたいと思います。
自然素材の家って何がいいの?
「自然素材の家っていいですよね」
そんな印象を持つ方は、きっと多いと思います。
でも、私たちが自然素材を大切にしているのは、
その「心地よさ」だけが理由ではありません。
それは、“この家での暮らしが、心のしあわせを続けていけるように”
という想いからです。
ネストハウスのデザイン思想
私たちが目指しているのは、
“気持ちよく空気がきれいな家”をつくることだけではありません。
それよりも、その家で過ごす毎日が、
自然と心を整えてくれるような暮らしであること。
言い換えれば、ウェルビーイング──
心と体が調和して、しあわせが長く続いていく状態を、
家というかたちで実現することです。
その思いを形にするために、
ネストハウスでは3つのデザインの考え方を大切にしています。
ユニバーサルデザイン
誰にとっても自然に感じられる「普通の美しさ」を大切に。
時間が経っても飽きず、心がすっと落ち着くような空間を目指しています。
バイオフィリックデザイン
人は本能的に自然を求める存在です。
木、光、風、緑──そんな自然の要素を空間の中に取り入れ、
暮らしの中で“自然とつながる感覚”を感じられるようにしています。
サステナブルデザイン
地球にも人にもやさしい素材を選び、
“長く、豊かに”暮らしを育てていけること。
壊すより、手を入れながら大切にしていく暮らし方が、
私たちの理想です。
自然素材がもたらす「ウェルビーイング」
ネストハウスの家では、地域の木材や自然素材を使っています。
中でも、無垢の木材とホタテ漆喰は、
“見た目”よりも“空気”をつくる素材です。
無垢の木材
素足で歩くと、ほんのりあたたかい。
時間とともに少しずつ艶を増し、
家族の暮らしに寄り添うように変化していきます。
光の跡、手の跡──。
それらを「劣化」ではなく「成熟」として楽しむ。
そんなふうに素材と付き合うことで、
暮らしにもやさしいリズムが生まれる気がします。
ホタテ漆喰
貝殻を焼いてつくる、自然由来の壁材。
化学接着剤を使わずに仕上げるため、空気がすっきり澄んでいます。
湿度を整え、においを吸着し、空気をやわらかくする。
自然素材にこだわる理由
ネストハウスが自然素材にこだわるのは、
「美しい素材を使いたいから」ではありません。
その素材が、人の気持ちをやさしく整えてくれるから。
日々の暮らしを、少しずつ穏やかに変えてくれるから。
家は、人生のいちばん近くにある風景。
だからこそ、素材の力で“空気”や“時間の流れ”まで美しくしたい。
私は、そんなネストハウスの家づくりを通して、
「暮らしっていいな」と思える瞬間を
これからも丁寧に伝えていきたいと思っています。