2025.11.23
- スタッフブログ
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灯りに魅了された冬
皆さまこんにちは。
ネストハウスコンシェルジュの小田でございます!
朝晩は気温が下がり、夜更けも早くなってきましたね。
朝起きてまだ暗くて、窓を開け冬の気温を感じたときに、
「暗いうちから頑張るわたし偉い!」と自分を褒めてみたり。
冬をしっかり楽しもうと思う日々です。
さて、私は最近 照明の魅力 に憑りつかれており、皆さまにお届けしたく思います。
照明の歴史
日本は戦後より、明るさが豊かさである と、文化が根付いてまいりました。
それは一説によると、戦時中に防空壕の暗くて狭い中で暮らした人々が、
戦後の暮らしには明るさを求めたから と言われており、
ナショナル(現Panasonic)は、
「強くて明るくて経済的なナショナル電球」
というキャッチコピーと共に、家庭用照明を販売していったそうです。
現在も量販店ではシーリングライトなどを中心に、一室一灯を叶えるための照明器具が多く販売されておりますが、それは明るさこそが価値だから と考えられます。
一方で戦前からデンマークなど北欧では、ろうそくや白熱電球を利用して、
一室多灯 の文化が形成された模様です。
それは日本のように四季折々ではなく、
季節によっては極夜と呼ばれる、一日中日が昇らない時期があることなどが起因して
いかに室内での暮らしを楽しむか
という方向性に趣向が進んだから とも言われております。
こんな書籍があるほど、北欧の人たちにとって家具や照明は大切な存在なのでしょうね。
照明の一例
11月22日(土)には、ネストハウス×iroherb shop で、
「北欧の灯り体験会」
が、行われました。
ここでは、デンマークの世界的な照明ブランド Louis Poulsen のペンダントライトやテーブルランプなどを複数配置し、
一室多灯の暮らし・Poul Henningsen(ポール ヘニングセン)ら、世界的なデザイナーが手掛けた照明をご体感いただきました。
例えばLouis Poulsen の代表的なテーブルランプの一つ、
PH 2/2 Luna
こちらは、1930年代にデザインされた照明で、
真鍮や乳白のガラスが経年と共に深みを増してゆき、優しく光を伝える複数のシェードと共に設計されました。
テーブルについてみると、人の目線からはシェードに隠され光源が見えません。
しかし、辺りをぼんやりと照らし、下方のデスクははっきりと明るく照らします。
まさに、ブランドコンセプトである 光をかたちづくる ことを体現している作品の一つです。
また同じ時に、担当させていただいたお客様から、とってもかっこいいおトイレの写真を預かりました。
これもまた壁や天井のデザインのみならず、照明も美しく…
照明に魅了された数日間。一つで暮らしの雰囲気を変えてくれる力を持っているので、
すこし暮らしにハーブのようなアクセントを加えたいときには
iroherb shopに照明と出会いにお越しくださいませ。
ネストハウスでは照明や家具と共に、いつもの暮らしを楽しくお届けできたらと思っております(^^)
12/6~8は、岩国市玖珂町にてお客様宅完成見学会!
お家の様子もお楽しみに。