2022.02.13

採光の理由

こんにちは！

設計部の菅です。

もう2月も中ごろに突入し、3月に差し掛かろうとしています。
私もあれよあれよと入社3年目を迎えます。

3年目に近づいてきまして、仕事で気づける視野も増え、以前の私よりは少しは成長できたのかな？と思います。

さてさて、先日も少し気づきがありました。

それは、建築の採光についてです。

建築の法律であります、建築基準法には、部屋の面積の1/7以上の開口を設けることが義務づけられております。

ですが、なぜ必要かまでは、謳われていないんですね。。。
なんとなく、あった方が良いというのはわかりますが、なんだかしっくりきません(´;ω;｀)

そこで、私も調べてみましたので、本日はその内容をお伝えしたいと思います。

採光はなぜ必要なのか？

数ある理由の中で私が一番納得できた理由は、「健康」のためです。

太陽の光には、皆さんもご存じと思いますが、紫外線が含まれています。
紫外線は、無垢材の焼けや肌のシミの原因など忌み嫌われがちですが、人体の成長にとって必要不可欠なものなのです‼

というのも、紫外線を浴びる事で、得られるものがあります。

それは...

骨の発育に不可欠な「ビタミンD」を作ってくれるのです。

このビタミンDを太陽から得る事で、しっかりとした骨の成長に繋がるのです。

また、紫外線には殺菌効果もあります。

室内に光が差し込むことによって、カーテンやカーペットに繁殖したダニや菌を殺菌してくれるのです。

そのようにして、日々の住環境は紫外線が大いに活躍してくれているということがわかりました。

昨今、高性能な設備が出てきて、どんな状況でも住環境を快適に保つことが出来るようになりましたが、
モチベーションの向上や成長、住環境の清浄まで担う太陽に勝るものはないと感じました。

これからお家を考える方も「家の明るさ」そういった点に少し目を向けて考えてみるというのはいかがでしょうか？