2019.03.06

十二直(後編)

皆様、こんにちは!

工務部の土橋です。

 

気がつけば3月になり、ネストハウスも無事に第39期を迎え、学生は卒業式を終えるなど様々な変化のある1ヶ月なのでは無いでしょうか?

私にとって3月といえば”花粉症”の季節です。

私はそこまでひどくは無いのですが、マスクが手放せません。

家に変えると、濡らしたタオルで目をひやしたり、服を着替えたりなど色々と対策をしています。

もちろん、それだけでは無く、イロハーブ内の芝も徐々に色づき始めるなど、自然の変化も感じています。

 

さて、今日は前回に引き続き今回は十二直の残りの6つについてご紹介していきます。(前回のブログはこちら

軽くおさらいをしますと、十二直とは暦注の一つで、十二支による方位を吉凶判断に用いたものです。

建、除、満、平、定、執、破、危、成、納、開、閉の12で構成されています。

 

前回のブログでは建築では吉とされる、建・満・平・定・成・開の6つを紹介しましたので、

今回は残りの除・執・破・危・納・閉の6つを紹介していきます。

 

除(のぞく):不浄を祓い、障害を除くという意味があります。

そのため、病気の治療や井戸掘りなどでは吉日とされていますが、土を動かす工事や婚姻などの祝い事には凶とされています。

 

執(とる):執り行うという意味があります。

執るが取る(獲る)に通じることから、取り入れる・迎え入れることは吉とされています。

逆にお金を使うことやものを出すこと(引っ越しや贈答)では凶とされています。

 

破(やぶる):突破するという意味があります。

解体や訴訟などの争いごと、交渉などを行うことが吉とされています。

引っ越しや移転、婚姻などでは凶とされています。

 

危(あやぶ):危惧する日という意味があります。これは何をするにも危険が伴い、自重する日という意味です。

そのため、特に何をするにも吉とされていることはありませんが、準備をしっかりして慎重に行いましょうということです。

危の日で凶とされていることは、祝い事以外での移動を伴う旅行などです。

 

納(おさん):物事を納める日という意味があります。

この日は建築(上棟や増築・改築)では吉とされている日です。結婚や結納、旅行などは凶とされています。

 

閉(とず):物事を閉じるという意味があります。

葬儀やお墓を建てる、貯蓄などは吉とされている日です。

新しく何かを始めることが凶とされている日で、建築や引っ越し、開業などが挙げられます。

 

以上の6つと前回紹介した6をあわせて十二直といいます。

3月は引っ越しや、生活の大きな変化をする方が大勢いらっしゃるのではないでしょうか?

是非、少しでも参考にしていただけたら幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

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